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JMPAカラー2018運用切り替えについて

■雑誌広告基準カラーは2018年4月「JMPAカラー2018」がリリースされました。2018年9月からの切り替え期間が終了、2019年1月から完全移行し旧バージョンは送稿できません。仕様書は最新の2018用を使用してください。

 

JMPAカラー(雑誌広告基準カラー)とは

■雑誌広告の制作から送稿、印刷に至る全てのフローにおいて、デジタルプルーフを運用するための「色基準」です。
雑誌広告に関わるどのプレイヤーでも同じ色見本を出すための必須条件で、ベンダーキットと呼ばれる現物の基準が示されています。
JMPAカラーを運用することにより、広告原稿データをある一定の範囲内で共通に取り扱うことが可能となります。

■(一社)日本雑誌協会(JMPA)が、広告会社、出版社、印刷会社と協力を得て策定し、基準となるベンダーキットを頒布しています。

JMPAカラーは、2018年4月にJMPAカラー2018がリリースされ最新となっています。

  

<JMPAカラーの運用フロー>

それぞれの関係者が、JMPAカラーに準拠したDDCPから出力されたプルーフを確認して、運用します。色見本の添付は不要です。

※運用例(イメージ)

JMPAカラー準拠DDCPと制作/製版会社

雑誌広告制作に対応する※制作/製版会社JMPAカラー準拠DDCPを所有し、JMPAカラーに準拠したJ-PDF原稿の制作が可能です。JMPAカラー準拠DDCPとは、準拠したJMPAカラーのバージョンを示す「ロゴ」と「恒常性管理パッチ」が配置されたプルーフを指します。

※はJMPAカラー対応制作/製版会社リストを参照ください

印刷結果について

ただし、最終的に刷版から先の印刷現場では印刷機がアナログ工程であり、また環境要因(雑誌によって異なる紙質・印刷時の温度や湿度など)があります。
そのため、制作段階の色味と「完全に一致」するわけではありません。
以前よりも色味が「安定する」ものとお考えください。

JMPAカラー2018ベンダーキットとは

■JMPAカラー2018をプリンタ/DDCP等に搭載するための、開発用キットです。
■JMPAカラー専用の評価用画像と評価用カラーチャート、および測色ターゲットがレイアウトされた現物の出力サンプルとデータで構成されています。
■自社のプリンタ/DDCPには最新バージョンのJMPAカラー2018を使用し、機材の定期的な管理調整をお願いします。

※本バージョン(JMPAカラー2018)より調整済みのDDCP出力紙を、一般社団法人日本雑誌協会に提出頂くことでJMPAカラー2018のロゴが貸与されます。実運用では貸与ロゴと恒常性管理チャートをDDCPの任意の位置に配置して出力してください。

※ベンダーキットは、一般社団法人日本雑誌協会で頒布しています。
http://www.j-magazine.or.jp/user/information/index/9