グラフィック作業を行う場合、雑誌広告とポスター/カタログなどの商業印刷物とでは、データ制作に関する制作責任は異なります。
また、印刷方法が異なることにより、それぞれの媒体の品質も異なっています。
色の再現性については、用紙とインクの差から下図(1)のように[ポスター]>[雑誌]>[新聞]という順になるため、媒体の適正を把握した上で、広告出稿を行う必要があります。
図(1) グラフィック媒体の特性
従来の雑誌広告は、「版下・ポジフィルムを入稿して媒体社から校正を取って色味を確認する」といったやり方でした。
しかし、DTPの運用が定着した現在、制作者側で色の管理を行い、ルールに沿った原稿データを作成する事が一般的になっています。
つまり、雑誌広告で実際のデータ(色味)を確定させるのは制作サイドの問題となっています。
ただし、編集タイアップの色修正を媒体社側で行うのは、媒体社側が原稿を制作していることによります。
また、ポスターやカタログの制作は、制作側と印刷側が作業を確認しながら校了するケースが多く、現在の雑誌広告作業とは異なります。
このことから、原稿制作(データと色味)の責任は制作者にある。
ということを雑誌広告制作のルールと認識してください。